現在、オーストラリアに期間で住み始めて1年が経過しました。英語学習についてはこのブログでもちょくちょく取り上げているのですが、日本人が陥りがちなペラペラになりたい罠について今回はお話したいと思います。
どれだけ使えるようになりたいかで決まる
言語をどれだけ使いたいかによって必要な時間が決まります。日本にずっと住むつもりならとりあえずカタコトレベルでもいいかなと思いますし、将来的に日本を脱出したいのならペラペラレベルが必要です。
ペラペラになりたい
コミュニケーションに問題がないレベルをさします。だいたい2000時間の学習・経験時間が必要とされています。地道でコツコツとした文法・単語学習が必要ですし、もちろん会話の練習も必要です。あまりにも地道な作業のため2000時間に到達する前に挫折する人が多いです。
ペラペラ+ビジネスレベル
ペラペラに加えて敬語の使い方やマナーの知識が必要になるので2000時間+αといったところ。でも、覚えることが専門的で仕事に必要なのでモチベーションも上がるので、そこまで学習はつらくないと思います。
*ちなみに私は帰国した時のキャリアを考えビジネスレベルを目指していると周りに宣言しまくってます。(大丈夫かしら・・・)
とりあえずカタコトでいい
最近はスマートフォンに辞書機能があり、google翻訳もかなり発達しているので、カタコトでも武器を使えばそれなりに通じるようになります。勉強時間を基礎的なもののみに絞って1000時間でいけるかなと体感しています。
しっかり受験勉強している人は会話にさえ慣れればいいので、1000時間もいらないかもしれません。私は大学受験〜社会人の間で読み書きはしっかり勉強した方ですが、体感だとカタコトを脱したのはこちらで生活し始めて半年を経過したところでした。
2000時間ってどのくらい負担?
よくある英会話教室に通うとしたら、大体が週に一回、1時間のレッスンではないでしょうか。それだけだと35年くらいかかります。最近主流のスカイプレッスンで毎日30分間のレッスンを受けると11年くらいかかります。
とはいえ、真面目に高校〜大学で勉強をし、社会人になっても英語力を保っている人は、ブーストがありますから2000時間は必要ないです。でも、そんな人はどれくらいいるのかな。
ペラペラになる必要はない
まずペラペラになりたい!というモチベーションで英語学習や英会話学習に取り組む人が多いですが(私もその一人でした)、ペラペラになるためにはかなりの時間を費やさなければいけません。他のことを差し置いて英語を学習する価値をその人が見いだせれば良いのですが、そこまで人生に英語が必要な人っているかなのかな。そしてそこまで頑張れる人はどれくらいいるのかな。
将来はAIも発達して翻訳作業なんて真っ先にAIの仕事になってしまいそう。もちろんコミュニケーションツールとしての語学は残るので、カタコトで使える程度でもいいんじゃないかと感じています。今ならプログラミングなどもっと違うことを勉強した方が有意義ではないかと感じています。
まずはカタコトになろう
日本に住んでいるとやはり話す・聞くの能力がほぼゼロなので、そこだけでもカタコトレベルでいいので語学力をアップすることをオススメします。中学校レベルの英文法を復習して、英会話の時間をなんとか捻出する必要がありますが、これなら日本に住んでいても出来るはず。
参考になる日本人の英語学習についてのブログ記事
英語圏ネイティブで日本で生活または留学経験のある先生に教えてもらうのが最も上達の近道です。ブログを読むだけでもエッセンスを取り入れられるのでオススメです。
日本人が英語が苦手な理由
上の記事をざっくりとまとめると、日本人が英語が苦手なのは以下の3つにまとめられます。
・完璧な文法を求めすぎ(日本の英語学習の弊害)
・会話慣れしていない(日本に住んでるとしょうがない)
・発音、アクセントが下手(カタカナ英語が弊害)
これを克服して、まずはカタコト英語を習得しましょう♩
応援よろしくお願いします♩