日本人が英語を習得する上で最も難しい文法の1つが時制だと言われています。
今回は日本人が間違えやすい時制のフレーズについて重要なポイントをお話しします。
なかなか慣れることができない現在完了形
日本人が最も苦手とするのは現在完了形です。
なぜなら日本語の過去形と現在形とで曖昧になっている時間を表す時制だからです。
しかしながらちょうどやっている作業が終わったというようなシチュエーションはよくありますよね。
それらの状況では現在完了形を使用します。
同じく、現在までに行なっていたことについての説明には現在完了進行形を使用します。
現在完了進行形は進行形と時制が被っている部分がありさらに取り扱いが難しくなります。
進行形が今現在の行なっていることや今の状態をフォーカスしている一方で
現在進行形は近い過去からの行動で今に及ぼしていることにフォーカスをする違いがあります。
She has trained very hard today so she could go home.
(彼女は今日はとてもトレーニングをしたからもう家に帰られるみたいだ)
I have been calling my girlfriend but I haven’t caught yet.
(ずっと恋人に電話をかけているのだけど、まだつかまっていない)
I still have not received the invitation.
(招待状をまだ受け取っていません。)
過去形と現在完了形の使い分けが難しい
例えば上の例文を過去形を使うと、すべての作業は過去に終わったこととされてしまうので、
現在完了形を使った場合の文章と意味が違うものになってしまいます。
私も未だに時制の扱いはうまくできませんが、
過去に何度か周りを混乱させ口論にまでなってしまった苦い思い出があります。
その行動が終わったのか、作業途中なのかはとても重要なポイントとなるため、
過去形と完了形はきちんと使い分ける必要があります。
She trained very hard today so she went home.
(彼女は今日はとてもトレーニングをしたからもう家に帰った
(トレーニングをしたのは過去の出来事でもう働いていない状況))
I was calling my girlfriend but I didn’t catch.
(ずっと恋人に電話をかけたけれど、つかまらなかった
(もう今は電話をかけていない状況から過去のことを話している))
I didn’t receive the invitation.
(招待状を受け取っていない。
(受け取っていない過去の状況を示す))
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